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THE TIMERS というグループをご存知だろうか?
二十年以上昔のバンドだし、これだけじゃわかんないかも知れない。

でも、三十代後半から上の人はきっと記憶にあると思う。格好がヘルメットにタオルという右翼さながらの過激派コスチュームで、この辺のパクリはお手のものですよね(笑)
まぁ若い人だって聴けば必ず『あぁ!』とわかってくれると思うけどなー。

ボーカルはZERRY・・・忌野清志郎のそっくりさんだ(笑)

洋楽のヒット作に独自の日本語歌詞を乗せて、1988年の広島平和コンサートに飛び入りで参加、発売中止シングル曲の反原発ソングを熱唱!NHK衛生放送で生中継させ世間の度肝を抜いた。その後1989年には各地の学園祭を乗っ取ったり、TVの生放送をぶっ壊してみたり・・・今現在もセブンイレブンのCMで使われている『デイ・ドリーム・ビリーバー』を聴けばもう納得だと思う(モンキーズの名曲デイドリームの日本語カヴァーだけど、日本では本物よりヒットしてるよね )



まぁでも今回はサマータイムブルースかな。
あからさまな反原発ソングである。
(このサマータイムブルースとラヴミーテンダーは広島平和コンサートで熱唱した発売禁止のシングル2曲)
二十年以上も前から原発に反旗を掲げてきた忌野さんだが、今現在世間を賑わしている原発の惨状を彼が見たらなんと言うのだろう。これだけのメッセージを紡ぎ歌い、政治的圧力で放送禁止になり、音源を発表する場すらもなくされ、それでも魂を込めて歌い続けた彼の後を継ぐミュージシャンはいないのだろうか。

頑張ってくれそうな人は・・・ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトとかかなぁ。

忌野さんの葬儀に革ジャンで現れ弔辞を読んだ姿はまだ記憶に新しい。
熱いメッセージソングは甲本の真骨頂でもあるわけだから、なんとか骨太の思いを繋げて欲しいな。

いまや原発と発するだけで、山本太郎さんのように芸能活動に制限がかかってしまうため、政治に反旗を翻すのは相当な覚悟が必要だろう。黙っていれば安定した生活が約束されているのに、それを自らぶっ壊す勇気は『善』の心だけではどうにもならないのかもしれない。
けど、今もって『サマータイムブルース』を聴くと興奮を抑えられない。それに続く『ラヴミーテンダー』をモジッた『何言ってんだー』などは涙がでそうになる。

あの泉谷しげるですら『忌野さん』と呼んでしまう人望の熱いミュージシャン。本当に惜しい人材を失ったと、音楽だけでなく世間を引っ張る力を持った人間を失ったと思わざるを得ないですね。



あぁ、忌野さん・・・あなたが心配したとおりの世の中になってしまいました。



とにかく歌詞をじっくり聴いて欲しい。基本日本語を分りやすく聴き取りやすいように歌うのが忌野流なので、すべての歌詞をじっくり味わってほしい。奇しくも中日ドラゴンズの熱狂的ファンだった忌野さん。原発に歯軋りしながらも、喜んでいるんでしょうね。




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2011.10.20 / Top↑
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