小説レビュー その他もろもろとか。

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:643ページ
ナイス数:165ナイス

とっておきのオードブル・バイブルとっておきのオードブル・バイブル感想
これは美しい。キレイな写真…盛り付けをただ眺めるだけでも幸せになってしまう。
料理は見た目で味が変わる。やっぱり見た目がキレイじゃないと美味しくならないよ。こっからアレンジしていくつかメニューに加えよう。
読了日:6月26日 著者:髙橋雄二郎,下野昌平,湯澤貴博,伊藤延吉,小泉功二,岩谷純


人気店が教える! うちバルレシピ (ei cooking)人気店が教える! うちバルレシピ (ei cooking)感想
どの料理も簡単に挑戦できそう。バルと謳いつつ、和洋折衷な展開でいろいろ応用が効きそうなメニューが並んでる。あたり前だけど写真がキレイ(((o(*゚▽゚*)o)))
自分の店にも取り入れたい。
読了日:6月26日 著者:


サウスポイント (中公文庫)サウスポイント (中公文庫)感想
もうあの吉本ばななは何処へ、と郷愁を感じる作品。物語よりかハワイという土地が持つゆっくりと流れる時間や雰囲気を楽しむことがメインで、登場人物が放つアクの強さは微塵も感じられない。『ハチ公の最後の恋人』の後日譚ではあるのだが、無意味な設定(弟と偽る件など)が多く集中力が切れ散漫な印象。吉本時代の片鱗は『これからのことも、これまでのことも神様が目隠ししているだけ・・・』という辛い過去を乗り越えて明日への望みを予感させる会話や『また明日・・・という生きている人たちだけの贅沢な挨拶』など。美しい言葉だけに寂しい。
読了日:6月22日 著者:よしもとばなな


ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)感想
情景と心の機微とが胸の奥を切なさのピースで満たしてゆく。ぎょっとする設定だけれど二人の関係は実にプラトニックなのだ。それは純潔というよりかは精神的な繋がりが肉体を凌駕するような意味合いだけれど。別れること前提でカウントダウンする悲恋が重くならず、それでいて軽くもなく、ゆるゆると心の奥底にオリのように重なって味に深みを持たせる筆致が琴線をそっと刺激して止まない。『嫌いな人がいたら好きになるところまで離れればいいのよ』という言葉の意味は深く、それは離れ離れになる日からの生きる指標にも読んで取れる。実に切ない。
読了日:6月14日 著者:吉本ばなな

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