小説レビュー その他もろもろとか。

今年になってテレビ画面の端に「アナログ」と文字が浮き上がって見えるようになった・・・
そう家ではまだ非デジである。

まぁ何とか省が考えたのかどうかわからないが、確かにアナログ、あぁ家はアナログだよって印籠を突きつけられているようだ。
このぐらいしなきゃわかってもらえないと官僚たちは考えたのだろうか?・・・

なんだかこのアナログ表記、ものすごく急かされている気分になる。

「おらおら、早くTV買わないと見れなくなるよ~」

と官僚の脅迫じみた行動に、断固として立ち向かい、

「その手に乗るもんか!まだ時間は十分あるじゃないか」

と強い意思を持って、毎週広告のTV値下がり度を折れ線グラフにまとめ、8年間見続けているTVを

「使えないリモコンだなぁ!」

などとやさしく声をかけ、

「物を大切にするのはエコに繋がるんだ」

と立派な大人として敵に勝つまで必至の攻防を繰り返す・・・そんな勇気ある人々は少数派なのだろうか?

2009.01.29 / Top↑
この「ブタがいた教室」は妻夫木くん主演のベルマーク映画(たぶん教育委員会推薦とかそういうやつだと思う)である。

新任の先生(妻夫木)が6年生の担任になり"子豚を飼って卒業時に食べる"という体験型授業を行なうという、もう聞いただけで泣きそうな難題に取り組む映画であった。
子供を使うのはズルイと思うが、もともとの原作(実際の話)がそうだったわけで、久々に誰も死なないけど泣く映画であったわけだ。
実際の撮影現場でも子供のセリフはほとんどアドリブ(っていうか台本が枠組みくらいしかなかったらしい)で、涙があふれ出しながらも発言を続ける子供達が、演技でなければいいなぁと思う余裕もなく実に苦しい内容。

1年間飼い続けた「Pちゃん」の処遇をめぐる子供同士の対立は正解のない

出口のない問題

で、

「可哀想だから食べない」

は当然意見としてあがる・・・

「下級生に引き続き飼ってもらう」

という意見も、もちろんありだろう。こども自身が考えた結果に「おぉっ」って思う。

「食べる事によって命を引き継ぐんだ」

とか、優秀なこどもの意見は、理性でわかっても情が湧いていて、

「飼っているブタとスーパーの豚肉は違う!」

という、大人でも理屈ではない心の声は、こどもとしても、至極ふつうの感覚であろう。

「下級生に引き継いでもまた同じ問題で下級生がこんなに苦しく悩むのなら私達で終わりにしたい」

という女の子の苦渋の選択は、見ているほうも苦しい。本当に台本ないのかよ?って思うほど、完全に感情移入しているのである。すでにもう普通に観ていられない。
 
結果は観てのお楽しみですが、これは彼女と観に行くと、泣いてしまってたぶん格好悪いので・・・
それでも良いのなら是非観て欲しい、とっても良い映画だと思います。

私が土になったら、お花達よ、そこから咲いてください。

これは、ワタシが考えたのではなく「イルカ」さん(名残り雪でも有名なフォークシンガー)の歌詞で、大好きな部分を引用しました。究極の生きる問題を考える時、いつもこの曲が思い出されます。

ブタがいた教室(ぴあ映画生活より)
いつか冷たい雨が(イルカ)歌詞タイムより
2009.01.26 / Top↑
いわゆる

「チェ ゲバラ」

なわけでして、
この「ゲバラ」や「カストロ」は男子目線で見た場合

「カッコイー」

に尽きるらしい。

革命家とはいえ、一つ間違えば武装テロ集団→アルカイーダと大差なく、すべては殺戮の上になりたっているんだけど、

「人は殺しちゃいけないよ」

というその理性の部分を置いとけば、やっぱり小さいものが大きなものに戦いを挑む姿勢だったり、ゲリラ的攻撃でアッと言わせたり・・・うーん、爽快極まりない!

キューバ革命・・・日本でいう幕末のような状態であろう。日本でいえばゲバラは坂本竜馬のような存在で、幕末維新志士っていうか、人を惹きつける魅力満載!
ゲバラ自身はアルゼンチン人の医者なのにキューバ革命に賛同、カストロと手を組み革命に心血注ぐわけなのである。
その後だんだんと、ゲバラ自身の魅力により、農民や市民が徐々にゲバラに賛同・・・ついに政府軍を力でねじ伏せ、新しい時代がキューバに訪れる・・・まだゲバラは28才~30才の時代で、もうそれだけで格好いい!

ジョニーデップがゲバラの写真をペンダントにしている

のは有名ですが、その他多くの人のファッションアイテムになっていたりして、
これこそ「男が男に惚れるNo1」間違いなしなのだ。

「CHEチェ28歳の革命」は楽しみにしていた映画で、役者さんも本人ソックリ!本物の映像と映画をあわせたドキュメンタリーなので、少し勉強してから観ないと内容はつまらないかもだけど、ゲバラの魅力がわかるすばらしい映像間違いなし!ただ女子にはあまりお勧めできないなー・・・
★CHEチェ28歳の革命/CHEチェ39歳別れの手紙公式サイト

2009.01.22 / Top↑